とある男子のWEBにゅーす。

主にIT・WEB関連の記事書いていきます

HTML5はもう古い!?HTMLの歴史を振り返ってみる。

暇つぶしの投稿です。

興味のある方は最後までお付き合い下さい。

(※間違ってる事書いてたらごめんなさいです。。。)

 

HTML5、実はもう古い

そろそろ勧告が来そうなHTML5ですが、実はもうHTML5って古いんです。

知ってましたか?

 

なうでヤングにも見える5ですが、何故時代遅れなのか。

 

HTMLの歴史をざっくり振り返ってみましょう。

 

HTMLの祖先の誕生

1996年、地理情報の交換を目的としてIBMのお偉いさん3人(名前忘れました)が「GML」という言語を開発します。

 

これがHTMLの祖先です。

 

GMLが進化!

軍事資料が膨大になり、軍艦が沈む程になったので、これは不味いと先人の方達は文章の電子化に目を付けます。

そこで誕生したのがGMLを元にして作られた「SGML」と言う言語です。

(こっちが祖先と言う人もいますね。 私はGMLが祖先と思ってます。)

 

やっと出てきたHTML

CRENと言う組織は考えました。

 

「遠方にいる研究者達とも情報共有出来たほうが良いんじゃないか?」

「バラバラの書式の言葉より一貫した書式の言葉があった方が良いんじゃないか?」

 

そして提唱されたのが皆様お馴染みのWWWです。

CRENはWWW内では一貫された言語を使おうというお話をしだします。

 

こうして誕生した言語がHTMLです。

 

HTMLが進化して現在の原型へ

最初のHTMLはCRENが自分達だけで使っていたものです。

まだ現在の原型はありません。

 

しかし、何を思ったのか突然公開します。

それがHTML1.0です。

 

1.0で初めて現在の原型が出来上がります。

(参考URL:http://www.color-web.net/cgi-bin/htmlchk/tagslist.cgi?HTMLVersion=HTML10)

 

headやらtitleやら見慣れたタグが並んでますね。

しかし、まだformだとかstrongだとかがありません。

 

次に出てきた2.0で初めて出てきます。

(参考URL

http://www.color-web.net/cgi-bin/htmlchk/tagslist.cgi?HTMLVersion=HTML20)

 

そしてこの2.0まで実は日本語なんて使えませんでした。

2.0も出てきたのは1995年ですが、日本語が使えるようになったのはその2年も後の話です。

 

W3Cの発足

1994年(私の産まれた年ですw)にやっとW3Cが発足します。

W3CはWWWを標準化するための機関です。

 

これが無かった為に、それ以前は忌まわしいInternetExplorerやNetscapeがやりたい放題していました。

(発足した後もやりたい放題だったんですけどね。)

 

W3Cはこの頃、HTML3.0を考えていましたが、こいつらがやりたい放題した為HTML3.0を断念、HTML3.1を策定します。

 

HTML3.1では一時期流行っていたtableタグなどが誕生しています。

(参考URL

http://www.color-web.net/cgi-bin/htmlchk/tagslist.cgi?HTMLVersion=HTML30)

 

打ち切られる予定だったHTML

 

この頃、一般の人達がWEBを利用するようになります。

それに伴いデザインも求められるようになりました。

 

しかし、HTMLは文章構造を記述するための言語です。

HTMLでデザインをするのは論理的に反します。

 

そこでデザインは全てCSSに任せて、デザインに関するタグを全て非推奨にしたのが1997年に出たHTML4.0、更にそれを改良(誰でも使えるようにした)のが4.01です。

参考URL(

http://www.color-web.net/cgi-bin/htmlchk/tagslist.cgi?HTMLVersion=HTML40)

 

そしてこれを最後にHTMLの策定は一旦打ち切られる事になります。

(XMLとかXHTMLの歴史は省きます。)

 

復活したHTML

改良、打ち切られて以降、構造に問題があるだの、自由が効かないだの言われていたHTMLですが、何故か復活を遂げます。

 

2004年にAppleを初めとした有名な会社達がWHATWGと言う組織を立ち上げW3Cに物申したのです。

 

そこでW3CXHTMLを取り入れた(語弊があるかもしれませんが)HTML5の草案を2008年に作成しました。

 

歴史の振り返りは以上になります。

 

ここからがHTML5が古いと言えるかもしれないポイント

実はHTML5の草案が2008年に出されて、勧告されていない状態なのにも関わらずHTMLのバージョンは番号は2011年には廃止されています。

 

そしてHTML Standardという名称に変更になりました。

 

しかし、問題が一点発生します。 

草案を出している以上はとりあえず勧告までする必要があります。

 

言い換えれば、とりあえず勧告までしようというお話で勧告自体には意味が無いのです。

 

HTML5は取りあえず勧告までする様ですが、実際はHTML Standardの方が新しいのです。

 

最後

まとまりの無い文章になってしまいましたがいかがでしょうか。

私は以上の事からHTML5はもう古いと考えます。

今勉強するべきはなうでヤングに見えるHTML5では無く、HTMLStandardなのかもしれませんね。

 

追記

ご指摘受けました。W3C仕様が意味のない物と言っている記事では無い事を了承下さい。

W3C仕様とWHATWG仕様、現在は完全に分離されています。